ArcGIS Pro3.0が異常終了する件

ArcGIS Proを2.9から3.0にバージョンアップしたところ,クラッシュする,またはファイルが開かない現象が頻発しました。

・特定のレイヤのシンボルを編集する画面を開くとクラッシュ など

・プロジェクトを開いても,マップやレイアウトが読み込み中のまま次に進まない。

・Excelファイルを開こうとするといつまでも次に進まない。

一旦2.9に戻してやり過ごしていましたが,埒が明かないので再度チャレンジしました。

ArcGISブログにあるページArcGIS Pro 3.0 における仕様変更についての「Microsoft Excel ファイルへの対応」から「Microsoft Excel ファイルを操作するためのドライバーをインストール」のページを参考にしました。

ページの内容

  • ArcGIS Pro 3.0
    • ArcGIS Pro 3.0 以降では、ArcGIS Pro 3.0 をインストールする前に Microsoft .NET 6 Desktop Runtime – Windows x64 インストーラーをインストールしておく必要があります。 詳細については、「ArcGIS Pro 3.0 ソフトウェア要件」をご参照ください。→インストール済みなのでクリア
    • Excel 向けの Microsoft Access データベース エンジン 2016 再頒布可能 64 ビット ドライバーは Microsoft .NET 6 Desktop Runtime – Windows x64 インストーラーで使用できます。追加のインストール要件はありません。→クリア
    • Excel 向けの Microsoft Access データベース エンジン 2016 再頒布可能 32 ビット ドライバー (AccessDatabaseEngine.exe) をインストールした場合は、32 ビット版の .NET 6 Desktop Runtime – Windows x86 もインストールする必要があります。
    • 同じコンピューターにインストールされている ArcGIS Pro 3.0 クライアントと ArcMap 10.x クライアントの両方で Excel ファイルにアクセスするには、次のインストールが必要です。
      • 64 ビット版と 32 ビット版の Microsoft Access データベース エンジン 2016 再頒布可能ドライバー→64bit版をインストール32bit版はインストールできず。
      • 64 ビット版と 32 ビット版の Microsoft Windows .NET 6 Desktop Runtime インストーラー→32ビット版を追加インストール

上記の操作で,Excelにアクセスできるようになりました。おまけに開かなかったファイルも開くようになり,以前に異常終了したのと同じ操作をしてもクラッシュしなくなりました。よく分かりませんが,Excel関連のライブラリを追加する必要があったようです。

引き続き問題として残っているのはExcelToSQLite64のプロセスがずっと残っていることです。いろいろなサイトを見てもよく分かりません。情報をご存じの方教えてください。

※2022/10/17 追記 症状再発…

※2023/3/23 追記2 いつのまにか改善されていました。

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